外構タイルの貼り替え

2024年05月02日 09:10
カテゴリ: リフォーム

車で擦ってしまった

先日、近くに住む方から、公共施設の駐車場出入口にあるタイル調の壁に車を擦ってしまったので補修をお願いしたいとご連絡があった案件です。

ちょうど近くにいたのですぐ現場を見に行き、大きな損傷でもなく、その方もお怪我はなかったのでまずは安心しました。

今回は保険を使わずに実費で修理したいということで、できるだけ安価にというご希望でした。
タイルの一部張り替えのため、材料や施工自体における金額は高くはないのですが、こういった他人の土地(今回は公共施設)における補修で一番重要になってくるのは、その所有者(管理者)の方のご意向なんです。

例えば、「その程度であれば気にしなくていいよー」という方から「完全に新品にやり替えてほしい」といった施工に対するご要望は様々です。
また、工事スペースの確保や利用者の導線・営業への影響等も考慮せねばならず、利用者の多い施設や時間帯であれば、別途誘導員を設置したり、営業に影響を与えるようであれば補償金も含めて、施工外の金額補償も求められたりすることもあるため、単純に施工費だけでは済まないこともあります。

当店ではそのあたりの打ち合わせも施工店として相手方にご納得いただけるようしっかり行いますので、ご安心してご相談ください。
なお、今回はお客様も管理者の方もとてもうまくコミュニケーションが取れており、管理者の方には「施設の閉まっている土日であれば誘導員もいらないし、作業員の方の駐車スペースも用意しておくよ」といろいろとお気遣いいただきました。

施工予定日もスムーズに調整でき、当日は快晴、施工は無事完了し、きれいな仕上がりになりました。
お客様にも施設の方にも喜んで頂き何よりです。具体的な施工は写真の通りですが、斫る面積および強度の関係で、ある程度既存のタイルを取り除き、モルタルで接着させるという施工を行いました。

こういった一部分の補修はご自宅の壁や床、外壁も同じです。
補修箇所とその周囲をなじませる必要性があったり、密着強度の関係上、補修面積はある程度広く取る必要があります。また材料も最低発注量が決まっており、例えばフローリングであれば材料となる床板は1坪単位での発注となりますので、そういった点も施工費用に関係してきます。
施工を考えている方はぜひご参考にいただけると幸いです。

今回は外構タイルの補修に関するブログでした。店舗や施設の補修やリフォームについても対応できますので、何かお悩みのことがありましたら何なりとご相談くださいね。

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