今日は現在の建材業界のリアルをお伝えします。
ご存知の通り、中東情勢問題が世界市場に直撃しています。
正直、当店も影響が大きく、頭を抱えている状況です。
建材の多くは石油由来のため、影響が非常に大きいのです。
まず、すでに起きている「異常な値上げ」と供給不安です。
実際に、主要メーカーから以下のような発表が出ています。
● 塗料・化学系
日本ペイント:シンナー 約75%値上げ
関西ペイント:50%以上値上げ(出荷制限あり )
● 断熱材(とても深刻)
カネカ:断熱材 約40%値上げ
スタイロフォーム:40%値上げ
旭化成建材:受注制限・納期調整・生産停止の可能性
● 内装材・床材
サンゲツ:供給減・納期変更の可能性公表
東リ:同様の供給影響発表
● 石膏ボード
吉野石膏:約20%値上げ予定
● 防水材・副資材
田島ルーフィング:一部製品受注停止
● 住宅設備(キッチン・トイレなど)
LIXIL:2026年も価格改定(平均5〜15%)
TOTO:全体的に値上げ(平均約7.5%)
何が最悪かと言うと「納期未定・受注停止」です。
正直、値上げに関してはお客様と相談の上、リスク軽減できますが、モノが入らないとなると工事がストップしてしまいます。
既に「材料が来ないので工事が止まる」「代替品も確保できない」「完成時期が読めない」という状況が新築を中心に起きているようです。
我々工務店や建築業界は完成しないとお客様からの全額入金がされない一方、業者やランニングコストの支払いがあります。そのため資金繰りが悪化し、施工途中で倒産といったケースも増えてくるかもしれません。
当店は現時点で施工中の現場に影響はありませんが、今後影響が出てくるのは間違いなさそうです。また短期的に落ち着く可能性も低そうで、当店ではお客様に正直にこうお伝えしています。
・納期未定
・工事延期
・急激な価格変動に伴う金額変更
じゃあ今はリフォームを見送るべきか?と言うと、そうでもないと考えています。
中東問題が落ち着いても値上げや価格上昇分は元に落ち着くことはなく、むしろますます上がっていくでしょう。
そのためリフォームを検討している方は「待つ」というスタンスより、時間的ゆとりを持って「まずは相談する」がベストかと思います。気になることはいつでも当店までお気軽にご相談ください。
以上、最新の動向やリスクをまとめてみました。参考になると嬉しいです。